■お持ちの顕微鏡を修理します■
詳しくは以下ページをご覧ください
顕微鏡光源のLED化・修理調整・分解掃除・特注LED光源
<顕微鏡メンテナンス価格表>
1.各社単眼顕微鏡 4,500円 *照明装置の無い物
2.各社双眼小型顕微鏡 6,000円 *照明装置の無い物
3.各社小型実体顕微鏡 8,000円 *照明装置が6V5W〜15Wの物
4.各社小型生物顕微鏡 8,000円 *照明装置が6V15W迄の物
5.各社中型生物・金属・実体顕微鏡 14,000円 *照明装置が6V20W〜30Wの物
6.各社大型生物・金属・実体顕微鏡 24,000円 *照明装置が12V50W〜100Wの物
7.各社特殊(大型倒立等)顕微鏡 28,000円 *照明装置が12V50W以上の物
<作業内容・注意>
@メンテナンスの内容は、各部点検・動作確認・各部清掃・グリースアップ等です。
A要修理(部品要交換)、また汚れがひどい場合は別途御見積りをさせて頂きます。
B部品が要交換の場合、既にメーカーに部品が無い場合は現状維持とさせて頂きます。
C撮影装置等の附属品がある場合は、原則として装置を取外しの上お預かりを致します。
D基本料金の他、消費税がプラスになります。
E修理を行った場合、修理箇所の保証期間は半年と致します。
F往復送料はお客様負担となります。
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■各社実体顕微鏡の分解掃除注文方法■
<はじめに>
実体顕微鏡は内部に油脂を使用しておりカビ・油汚れ
が出やすい構造的です。
当社では以下内容で各社実体顕微鏡の分解清掃をお受けしています。
<清掃依頼>
まず、以下をメールしてください、折り返し顕微鏡送付先案内を返信します。
簡易な場合のみ概算見積もりを同時に返信します。
○顕微鏡全体写真(前面)
○顕微鏡全体写真(背面)
○顕微鏡の状態(カビ・油よごれ等)
○欠落部品・機能不良の有無
![お問い合せはこちらから](con_otoiawase.gif)
<清掃見積り・清掃作業条件>
@:レンズ並びにプリズムのかびは非常に難しくひどい場合はコーティングを
侵食している場合もあり、また一度除去しても再度かびる場合があります。
A:基本一度拝見させて頂き、御見積りをさせて頂きます。
※見積りは無料です。
※大変失礼ながら、清掃では回復出来ない場合
そのまま返送をする場合もありますのでご了承ください。
B:清掃の有無に関係なく、往復の送料はお客様負担になります。
C:項目@をご了承頂き、できる範囲で清掃を行い、
後日金額のご相談をさせて頂く場合もあります。
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■各社実体顕微鏡用LED照明装置■
![](service3_SMZ/SMZ_LED_01.JPG)
![](service3_SMZ/SMZ_LED_02.JPG)
(価格はすべて税別)
![お問い合せはこちらから](con_otoiawase.gif)
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■SMZ,SMの分解掃除・概説■
[SM][SMZ]で構造が異なります
下記手順で分解掃除できますが、2眼なので
光軸調整が難しく、専門家に依頼した方が無難です
例は[SMZ-1B]です
カビ・汚れなどはこの手順で清掃できます
■SMZ-1Bの分解掃除■
![](service3_SMZ/SMZ_01.jpg)
![](service3_SMZ/SMZ_02.jpg)
綿棒・ドライバー・アルコール(できれば100%アルコール)
精密ヘクスロープレンチ(アマゾンから買いました)を用意します
![](service3_SMZ/SMZ_03.jpg)
最初の難関は分解方法がわかりません
上の様に3.5ミリで倍率調整つまみの穴を広げます
軽く触れて、金属の手前で止めます
![](service3_SMZ/SMZ_04.jpg)
ヘクスロープレンチでで回すと
隠れビスが出てきます
![](service3_SMZ/SMZ_05.jpg)
隠れビスと倍率つまみです
私はこの謎を解くの、2カ月かかりました
![](service3_SMZ/SMZ_06.jpg)
接眼レンズを付ける筒は回転させ外します
![](service3_SMZ/SMZ_07.jpg)
![](service3_SMZ/SMZ_08.jpg)
ネジを外し
マイナスドラーバで
慎重に広げます
![](service3_SMZ/SMZ_09.jpg)
ボディーを左右に分けると分解されます
プラスチックの爪は壊れやすいので慎重に行います
![](service3_SMZ/SMZ_10.jpg)
![](service3_SMZ/SMZ_11.jpg)
![](service3_SMZ/SMZ_12.jpg)
ボディーはプラスチック製です
![](service3_SMZ/SMZ_13.jpg)
![](service3_SMZ/SMZ_14.jpg)
対物レンズのカバーも外します
![](service3_SMZ/SMZ_15.jpg)
![](service3_SMZ/SMZ_16A.jpg)
![](service3_SMZ/SMZ_16B.jpg)
本体が出ました
![](service3_SMZ/SMZ_17.jpg)
ヘクスロープレンチで
鏡(この機種はプリズムでは無く鏡です)を分解します
上の写真には有りませんが取り付け位置をマークして
から分解してください
後の光軸調整が大変です(私はこの事を知らず大変でした)
![](service3_SMZ/SMZ_18A.jpg)
![](service3_SMZ/SMZ_18B.jpg)
![](service3_SMZ/SMZ_19.jpg)
鏡がとれました
![](service3_SMZ/SMZ_20.jpg)
回転式の丸い金具があり
この下に清掃するガラスが有る為
手で回し外します
下にプラスチックのワッシャーが有ります
![](service3_SMZ/SMZ_21.jpg)
プラスチックのワッシャーとガラス面が露出します
汚れたグリスと金属の粉が有り
後は全体をアルコールと綿棒で、ていねい清掃します
![](service3_SMZ/SMZ_22.jpg)
再組み立てる時
カバーが無い状態で接眼レンズを付け
光軸を調整します
人の目は左右に画像がずれても補正できますが
上下は補正出来ない仕組みで
上下にずれないで左右が約90%ほど重なる位置で固定します
実はここがすごく難しい
![](service3_SMZ/SMZ_23.jpg)
後は逆順に組み立てます
簡単に書きましたが
この顕微鏡の清掃に7日かかりました
もしトライする方は相応の覚悟でお願いします
整備後の画像は素晴らしく
1万円札の肖像印刷は凹版印刷で
インクがもりあがる様子が立体に見えます
かなり感動的でした
■SM-5の分解掃除■
写真を撮り忘れたので情報は少ないです
SMZより旧型で、修理したのは固定焦点です
![](service3_SMZ/SMZ_24.jpg)
接眼レンズをはずしました
![](service3_SMZ/SMZ_25.jpg)
こちらは、高価なプリズムです
プリズム固定以外のネジを外しプリズムを台ごと取り出します
プリズムは3面全部清掃されてないと、接眼部からごみが見えるので
ミラーよりていねいに清掃します
プリズムを台から外すと光軸調整が大変なので、台付きで清掃します
隙間がせまく細めの綿棒が必要です
![](service3_SMZ/SMZ_26.jpg) 接眼部・鏡筒もはずし後はSMZと同じ要領で清掃します
この機種はプリズムで
プリズムの場合
3面全部清掃しないと
ゴミが見えます
このプリズム清掃が大変でした
以上
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